How To · Fashion · メンズグルーミング
シャンプー後のトリートメントを正しく使う
トリートメントは髪の内部補修を担当する。シャンプーで落とした潤いと栄養を戻すステップだからこそ、使う順序と時間が重要です。
5 min read · Irisメンズのヘアケアでよくある誤解は、トリートメントを軽視することだ。シャンプーで汚れを落とした直後の髪は無防備な状態。そこにトリートメントを入れることで、ダメージ予防と質感改善が同時に起こる。
ただし、ただ塗るだけでは効果は半減する。毛髪の構造を理解し、どこに、どのくらい、どれくらいの時間置くかで仕上がりが変わる。短髪から長髪まで対応できる、実践的なステップを紹介する。
トリートメントは髪を『閉じる』作業。シャンプーで開いた髪のキューティクルを整えることが、ツヤと手触りの差になる。
What you'll need.
- 01トリートメント(毛質に合わせて選ぶ)
- 02タオル
- 03シャワーキャップ(浸透を早めたい場合)
- 04コーム(均等に塗布したい場合)
- 05ドライヤー(低温風推奨)
Step one · 2 minutes
シャンプー後、軽く水気を切る
シャンプーを流し終わったら、手で髪を軽く握って余分な水を落とす。ポイントは『絞らない』こと。髪が濡れた状態でキューティクルは開いており、強く絞るとダメージが増す。タオルで優しく押さえるのもOK。髪が湿った状態がトリートメントの浸透に最適。
ドリップドライで3〜5秒待つだけで十分。完全に乾かす必要はない。
Step two · 1 minute
適量を手のひらで温める
トリートメントは500円玉大が目安(短髪)。長めの髪なら1000円玉大。手のひらに出したら、両手をこすり合わせて温める。温めることで粘度が下がり、髪への馴染みが格段に上がる。冷たいままだと表面に留まりやすい。
『多いかな』と思うくらいが実際には適量。ケチると効果が出ない。
Step three · 2 minutes
毛先から中段に塗布する
温めたトリートメントを毛先に当てて、指を通しながら根元に向かって塗り広げる。根元(頭皮から2cm程度)は避ける。根元に付くと頭皮が脂っぽくなり、翌日のスタイリングに悪影響。短髪なら毛先から耳上までの範囲、長髪なら肩までを目安に。
くしで梳かすように指を通すと、トリートメントが均等に行き渡る。
Step four · 5 minutes
3〜5分置く(浸透時間)
塗り終わったら、そのまま3〜5分待つ。この間、シャワーキャップを被るか、手で髪を持ち上げて温かい状態を保つと浸透が早まる。時間が経つとトリートメントが髪の内部に浸透し、ダメージ部分に栄養が行き渡る。焦って流すと効果が出ない。
週1回のスペシャルケアなら10分置いてもOK。毎日なら3分で十分。
Step five · 3 minutes
ぬるま湯でしっかり流す
ぬるま湯(35〜38℃)で丁寧に流す。トリートメントが髪に残るとベタつきの原因になるため、『流し終わった』と思ってからさらに10秒流す。根元から毛先まで、シャワーの水が透明になるまで流し続けることが重要。
冷たい水で最後に軽くすすぐと、キューティクルが閉じてツヤが出る。
Step six · 2 minutes
タオルドライして終了
タオルで髪を優しく押さえて水気を取る。この時点で髪はまだ湿った状態。ドライヤーで完全に乾かす場合は、冷風か低温風を使う。高温で急速乾燥させるとトリートメントの効果が失われる。自然乾燥でもOK。
タオルで『ゴシゴシ』は禁止。押さえるだけで十分。
効果が出ているかの確認方法
正しくトリートメントを使うと、翌朝の髪の手触りと見た目が変わる。根元のボリューム感は保ちながら、毛先がしなやかになるのが理想的な状態。
Questions at the mirror.
トリートメントを毎日使うと頭皮が脂っぽくなるのはなぜ?
根元に付いている可能性が高い。毛先から中段までの範囲に限定し、根元から2cm以上離して塗布すること。頭皮には皮脂があるため、トリートメントは不要。
短髪だとトリートメントは本当に必要?
短髪こそ必要。毛先の露出面積が大きく、ダメージを受けやすい。毎日のシャンプーで失われた潤いを戻すため、短髪でも週3〜4回は使うべき。
トリートメントとコンディショナーの違いは?
コンディショナーは表面を整える『蓋』。トリートメントは内部を補修する『栄養』。シャンプー後はトリートメント→コンディショナーの順が理想的だが、毎日ならトリートメントだけでも十分。
置き時間が長いほど効果が高い?
毎日使うなら3〜5分で十分。それ以上置いても浸透は変わらない。週1回のスペシャルケアなら10分置いてもOK。時間より『毎日続けること』が重要。