How To · ファッション · アウトフィットの法則

素材感のコントラストを極める

色だけに頼るのではなく、素材の「手触り」に注目しましょう。素材を重ねるテクニックは、ベーシックな装いをさりげなく、かつ上品に見せる最も効果的な方法です。

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図01・マットなウールと磨かれたレザーの相互作用。

ほとんどのスタイルの行き詰まりは、服の不足からではなく、次元の不足から生じます。服がすべて同じ仕上がり(コットンTシャツ、コットンデニム、コットンキャンバスなど)だと、視線が休まる場所がありません。洗練されたシルエットの秘訣は、アクセサリーを増やすことではなく、反対のテクスチャの意図的な衝突なのです。

テクスチャレイヤリングとは、光の反射率や密度が異なる生地を組み合わせる実践です。粗いものと滑らかなもの、またはマットなものと光沢のあるものをミックスすることで、シンプルなニュートラルパレットでさえ、意図的でスタイリッシュに見える視覚的な物語が生まれます。

装いが「平坦」に感じられるのは、色が足りないからではなく、重さのコントラストが足りないからです。
01

土台作り・2分

マットなベースから始める

まずは、ニュートラルでマットなアイテムをアンカーとして選びましょう。肌触りの良いコットンニットのタートルネックや、パリッとしたポプリンシャツが最適です。これらは、他の素材とぶつかり合わない「静かな」表面を提供してくれます。この最初のレイヤーでは、光沢のある素材や毛足の長い素材は避けましょう。シルエットをすっきりと見せるために、比較的体にフィットするサイズ感を選びます。

マットな素材は、より個性的なレイヤーのキャンバスとなります。

02

セカンドレイヤー・2分

毛足の長い素材、またはふわふわした素材をプラスする

次に、表面に特徴のあるアイテムをベースレイヤーの上に重ねます。チャンキーなケーブルニットのウール、モヘア、または起毛したフランネルなどを想像してください。ここでは、奥行きを出すことが目標です。ニットの「毛羽立ち」や「ボリューム」が陰影を生み出し、装いに即座に視覚的な重みと豊かさをもたらします。

ニットが、下のベースレイヤーをつぶさない程度にゆったりしていることを確認してください。

03

アウターレイヤー・2分

滑らかさ、または光沢のある素材で対比を加える

次に、滑らかな、光沢のある、または反射するような3つ目の素材を投入します。レザー、シルク、または光沢のあるテクニカルナイロンが最適です。このレイヤーは、毛羽立ったレイヤーを「額縁」のように囲む役割を果たします。柔らかなウールと、アウターレイヤーのシャープで滑らかな表面とのコントラストが、「高級感」を生み出す鍵となります。

レザージャケットやシルクのトレンチコートは、重厚なニットとのコントラストを最も美しく見せてくれます。

04

ボトムス・2分

ハリのある素材で全体をまとめる

パンツやスカートを選ぶ際は、形を保つ素材を探しましょう。ハリのあるデニム、コーデュロイ、またはヘビーウールのクレープが、トップの柔らかな印象とのバランスを取るのに最適です。ストレッチ性が高すぎたり、薄手のジャージー素材のボトムスは、せっかく作った構築的な緊張感を弱めてしまうので避けましょう。

チャンキーニットを着た場合は、構造的でストレッチ性のないパンツを選びましょう。

05

仕上げ・2分

アクセサリーで変化をつける

コントラストのテーマを継続するアクセサリーで、ルックを完成させましょう。もし装いが主に柔らかくマットな素材で構成されているなら、構築的で磨かれたレザーバッグやメタリックな金具を選びます。もし装いがすでにかなり滑らかであれば、スエードの靴や織り素材のベルトを選んで、エッジを和らげましょう。

金具もテクスチャの一部です。バックルやジッパーの仕上げを無視しないでください。

成功したかどうかの見分け方

テクスチャを効果的に重ねた装いは、散らかっているのではなく、バランスが取れているべきです。鏡を見て、パーツの寄せ集めではなく、まとまりのある「雰囲気」を感じられれば成功です。

Questions at the mirror.

テクスチャを重ねる際に柄をミックスしても良いですか?

まずはテクスチャのマスターから始めるのが安全です。重さのバランスを学ぶ間は、ニュートラルなカラーパレットを保ちましょう。慣れてきたら、さりげない柄を取り入れてください。

フォーマルな装いにも通用しますか?

もちろんです。シルクとベルベット、またはレースとウールを組み合わせることは、高級なフォーマルウェアの基本です。